2017.03.23 Thursday

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    2008.03.24 Monday 19:56

    マイ・ブルーベリー・ナイツ

    本日代休でお休み。
    せっかくの平日休みに家にいるのも嫌なので、ちょうど観たいのもあったので、映画を観にいって来ました。

    ウォン・カーウァイの映画は、昔は必ず観にいっていたのですが、最近は映画を映画館で観る、という行為自体から遠ざかってしまっていたので、ホント久しぶり。「花様年華」以来だな。
    でも今回は、主役がノラ・ジョーンズですから、ノラファンとしては、行かないわけに行かない(笑)

    ノラが女優?!本業から離れて大丈夫?と思いましたが、監督がウォン・カーウァイですから、彼女の評判を貶めるようなことはないだろう、と判断して観にいきました。
    彼の撮影スタイル自体が、俳優を軸にしていますからね。
    物語の起点の街がNYなのも、ノラらしさを引き出すポイントになってますね。

    エリザベスは突然の失恋に途方に暮れる。
    「なぜなの?!他に女が出来たの?!」
    諦めきれない彼女は、彼のアパートの向かいのカフェに通うようになる。

    手付かずで売れ残るブルーベリーパイ。
    忘れ物の鍵を預かり続けるカフェのオーナー・ジェレミー。

    二人はお互いの失意を癒すかのように語り、打ち解けていく。
    だが、ある日突然、エリザベスは姿を消す。

    自分を変えるために旅に出るのだ。
    そして、旅先でいくつかの苦しい愛の喪失を見届け、彼女自身も自分自身の愛と折り合いをつけていく。

    旅先からはがきを送り続けるエリザベス。
    彼女を探し続けるジェレミー。

    遠く離れていても二人―。


    失恋から立ち直る物語といってしまえば、それまでですが、それだけじゃない。
    スタイリッシュな映像と相反するような「人間臭い」物語の数々。
    私のウォン・カーウァイの映画のイメージは「混沌」であるのですが、今回も同様に人間の複雑さ、混沌さみたいなところが色濃く出ていた。
    それでいて、やさしい。これもいつもの、ウォン・カーウァイです。

    沁みますよ。

    ジェレミーは、店にカメラを取り付け、その映像をダイジェストにして保管している。
    そして彼はいう「自分の目の前で起こっていることなのに、見過ごしていることの多さにびっくりする」と。深い言葉ですね。

    その中でもなんといっても、最高のシーンといえば、ポスターにもなっている、ラストシーンでしょう。あんなに甘くやさしいシーンは、そうそうないですよ。

    彼の映像はホント、何度見てもしびれますなぁ。とにかくカッコいい。
    また、ノラの魅力が思いっきり引き出されている。
    彼女のキュートな部分がそのまま映像化されている感じ。
    ライブで観た彼女とイメージが全く一緒だった。
    ここまでキュートでやさしい映画はそうそうないなぁ。
    恋愛映画が苦手な人でも、全然いけると思いますよ。

    ベタベタな甘さじゃない。
    そう、ちょうどスパイスが効いた甘さ。
    一筋縄ではいかない複雑で手の込んだ、大人向けの極上なスイーツのような一品なのであります。

    私はDVD化されたら、買います。
    私はよっぽど気に入らないと買わないんですが、その1つになりました。
    カップルで行くのもよし、一人で行くのもよし。
    ちなみに私が行った映画館は、女性1人が多かったですね。
    でも、男性1人でも全然、大丈夫ですよ。

    過去に囚われたくない人、すでに囚われてしまって抜け出せなくてあがいている人。
    新しい愛のために一歩踏み出す勇気をくれる一作です。
    超オススメです。

    ■公式ページ
    http://www.blueberry-movie.com/main.html

    JUGEMテーマ:映画

    2008.02.10 Sunday 15:11

    シュガー&スパイス 風味絶佳

    評価:
    柳楽優弥,沢尻エリカ,大泉洋,チェン・ボーリン,木村了,濱田岳,岩佐真悠子,中江功,山田詠美,水橋文美江
    フジテレビ
    ¥ 3,591
    (2007-03-21)
    JUGEMテーマ:映画


    山田詠美の同名小説の映画化。詠美さんファンの私は、とっくに小説は読んでます。
    映画になるのは知っていたけれど、基本的に原作と映画は別物と考えるタイプなので、特に観てはいませんでしたが、昨日テレビで放映されたので、観てみました。

    詠美さんの作品の映画化というと、『ぼくは勉強が出来ない』の鳥羽潤の印象が強くて…(;´▽`lllA``
    今回はあの「誰も知らない」でカンヌ映画祭で日本人初、且つ、最年少で最優秀男優賞をとった、柳楽優弥。いつの間にか、少年から男に変貌しつつあるwビックリ。男の子の成長って早いのねw
    いずれにしても、詠美さんの男の子を主役とした作品は、とっても切ない名作が多い。

    結論から言うと、原作の風味を損なうことなく良く出来た、甘く切ないストーリーでした。

    いくつか非常に心に残る表現が出てきた。恋愛については、私は常に全力投球タイプなので、全力でぶつかって失敗することも多々ある。いくら経験を積んでも、上手くならないもののひとつだなぁ(笑)

    人は本当に個々に違うものであって、パターンにははまっても、それが正解とは限らない。恋愛においてのゴールデンルールのようなものは、存在しない気がする。

    この映画を観ていても、それは痛切に感じられた。

    「僕は本当の恋を知らない」
    というところから始まる。本当の恋ってなんだろう?
    のっけから疑問です(笑)

    「顔も見たくない」これが別れた相手に対する感情、というのがこの映画ではひとつのポイントとなる。別れた相手を「顔もみたくない」となることが、本当に愛した証拠、というか。

    これをポイントにしてしまうと、私は本当の恋をしたことがない、ということになってしまうが、コレがわかるーという人が多いのならば、私は自分のことを少数派として捉えるしかない(笑)

    本当の恋。相手が自分のすべてになる、相手のためなら何でもできる、失った時自分がばらばらになってしまう感覚を味わう…こんな恋のことを言うというとこの映画は示唆する。こういう恋なら、私もしたことがある。ま、いつも相手がすべてになっちゃうんだけどね(;´▽`lllA``

    そして、相手もそれを受け入れて向き合えた時、愛へと育っていく。
    コレも経験がある。

    この映画はあくまでも「恋」の話であって、その先の「愛」についてはまた別問題。
    「愛」になると、別れても顔も見たくない、にはならないし、別れてもお互いを気に掛け合う。人生の中で出会った大切な人間、という位置づけで別れても不定期だけど、連絡を取り合ったりする。

    私の過去の「愛」が成就しなかったのは、ほかならぬそれ以外の問題ですが。
    お互いのことは大事だし、大好き。けれども、生活という枠で考えるといろんな意味でのプライオリティが違いすぎた、という話。話し合いの末、前向きな理由で別れたという感じ。どんなにお互いを好きでも、どうしようもない、ということがあるってことをその恋愛で初めて知りましたね。大事だからこそ、別れるというか。

    まぁ、人間は惚れた腫れただけで生きているわけではないですから、当たり前といえば当たり前なんですけどね。

    この詳細はごく個人的なことなので、ココには書きませんが、今でも私は彼のことを一人の人間として尊敬しているし、頼りにもしています。すでに惚れた腫れたの話ではないんですね。

    ただねー恋にしても私は「顔も見たくない」とはならないんですよ。
    基本、情に流される。相手が悪くても許してしまう。すがるというのではなくて、怒りを長く持続できない私は、大概のことは許してしまう。怒り続けることがめんどくさくなっちゃうのね。ま、いっかーになってしまう(笑)で、男を甘やかしすぎちゃうタイプなんだけど(爆)友人たちには、Rちゃんは普段は気が短いくせに、恋愛となると気が長い、といわれるw

    どんなにムカついてありえない、と思った相手でも別れる時は寂しいものですし。
    別れる時ってあらゆることを許せる瞬間でもあると思うんですよね。
    どんなに偏屈な人でも亡くなると、みんながみんないい人だった、って言うのと同じ構造のような気がする。

    以前、やはり詠美さんの『無銭優雅』の書評でも書いたように、本気の恋の別れは「死に値する」するんですよ。

    別れるということは今後、不快な思いをさせられることもなくなるし、二人の未来は別々なわけで、言ってしまえば一番無責任な時間ともいえる。だから、良かった時のことを素直に思い出せる。
    別れるかどうか迷っているカップルは、一度、別れ話をしてみるといいかもしれませんよ。崖っぷちで原点に立ち返れるか、立ち返れないか、で決めればいい(笑)

    他人同士が至近距離で付き合っているうちに、気付いたら二人の間の糸がこんがらがってしまう、ということは往々にしてあること。これを一度、すべて一回断ち切るのにいい瞬間だと思います。もう一度0からやり直せるなら、やり直したいか否か。

    長らく脱線しましたが(いつものことだけど)、結局、主人公・志郎の始めての本気の恋は成就しない。ただ、それでも人生は続いて行くし、「また、僕は恋をする」と言い切っている。70過ぎの彼の祖母、富士ちゃんはそうやって生きてきた人。
    昔の恋人を心の片隅に、70を過ぎても男を「必需品」と称し、恋に生きる。

    私にとって志郎は申し分のない男の子に見えたけれど、乃里子は結局は昔の男に戻ってしまう。乃里子と元カレの間にあった時間は彼女にしかわからないので、なんとも言えませんが、やさしい志郎は彼女にとっては物足りない存在だったのかもしれません。

    雨の中、乃里子が志郎に叫ぶ台詞には思わず涙。
    「何を考えているかわからない」
    私もコレずっと言いたかったんです…今の彼に(笑)
    やさしすぎるのも厳しすぎるのも、本当の気持ちを覆い隠してしまうということを理解できていない男子は多いと思う。

    何事も過ぎると「好きだから」やさしくする、「好きだから」厳しくする、の境界が曖昧になってしまうんですね。女の子は、好きな人に特別扱いされたい生き物ですからね。いつも優しい人、いつも厳しい人っていうのは、損だと思いますよ、実際。
    いい人、やな奴の二極化で終わってしまいます(笑)

    一言「好きだ」って気持ちを伝えれば済むことを、この人種は考えすぎて言わない。
    そして、不安に陥れる。
    「他人なんだから言わなきゃわからない!」
    マッタクその通りでございますよ。

    富士ちゃんは言う「女の子にとって恋愛はシュガー&スパイス。やさしいだけじゃダメなんだよ」
    志郎にとってその配分は、人生の悩みのひとつになる。
    非常に深い一言だと思いましたね。

    女の子によってもその配分が違う気がする。
    乃里子は、スパイス大目のシュガー適量派だったんだと思う。
    私は、シュガー大目でたまにスパイス派(笑)
    年とともに変わってきた部分もあるし。昔は、スパイス&シュガー半量ずつでしたから。
    スパイスが多い人とは、どうも喧嘩が多くなって、理解というところまで行く前に分かれるケースが多かった。

    元々、私はあまり争うことが得意ではないし、感情を乱されることが非常に苦手で、自分の中で慎重にバランスをとっているところがある。
    なので、スパイスばかりを振りかけられると、イライラして怒りっぽくなっちゃうんですね。でも、不思議と、シュガーだけの男性って私は出会ったことがないなぁ…シュガーでもスパイスでもない得体の知れないものを振りかけてくる男性もいたけど(こういう男性には私は容赦ない)w

    ちなみに前彼の時は「Rが怒るというのが想像できない。」といつも言われました。シュガー大目のたまにスパイスが上手に出来る人だったので、一番長く続いた人でもあります。彼がスパイスを振るときは、誰から観ても明らかに私が悪い時だったので、私はシュン…とするのと同時に、感謝もしてました。言いにくいことを言ってくれてありがとう、ってね。(でも、天邪鬼の私は、膨れっ面して言い訳をし、さらに怒られ、最後は謝るというオチ。)彼は、富士ちゃんにとっての富士山の写真をくれた昔の恋人になっていくんだろうなぁ…という気がしています。

    最近は恋愛が終わるたびに、疲れた〜マジもうしばらく男はいいやーといっている私とは大違い。富士ちゃんも志郎も、常にアグレッシブに人生を生きている。一生、恋愛現役、女現役っていうのは、私としても非常に憧れます。

    ちょっと最近狭い世界にい過ぎたかもしれません。
    恋愛をするとこの傾向は結構あるのよねー私(笑)
    結局不器用なのよね。恋愛経験は豊富な方ですが、なかなか上手くならないのはそのせいかしらね。恋の原点に戻れ、前向きになれる映画でした。

    やっぱり男も女も恋愛経験はたくさん積んで、質を追及しつつ成長しなくちゃいけません。この世の中、男と女がいてはじめて成り立つわけですから。
    恋愛下手な男女にオススメです!(笑)

    公式サイト:シュガー&スパイス 風味絶佳
    http://www.sugarandspice.jp/index2.html
    全然関係ないですが、私は、豊田役の佐藤二朗はとても好きな俳優さんなのであります。
    男前では決してないですが、かなり前からツボなんです(笑)
    あと、遅ればせながら何かと話題の沢尻エリカを初めてちゃんと見ましたが…か、かわいっすね(;´▽`lllA``

    2007.08.20 Monday 15:55

    ブラック・ホーク・ダウン

    ブラックホーク・ダウン
    ブラックホーク・ダウン

    1993年、米軍は民族紛争の続くソマリアへ派兵し、内戦を終結させようとする。和平に反対するアイディード将軍の副官2名を逮捕するため、約100名の特殊部隊を首都モガディシオへ強襲させた。短期間で終わる極秘作戦であるはずだったが、2機のヘリコプター ブラック・ホークが墜撃されたことによって、戦況は大きく変わってしまう。

    「誰もココにはおいて帰らない」

    この命令の下に兵士たちは、仲間の救助に向かう…。

    まず、この話が実話だということを念頭において欲しい。
    戦争に行ったことも、おそらくこの先も行くことはないであろう私が評をつけるのは、おこがましい話であるかもしれない。

    この映画は、公開当初から「リアル」「ものすごい緊迫感」「えぐい」など、その臨場感から高評価を得ていた。
    戦争を知らない世代が殆どの日本人には、どう映ったのだろうか。

    私は、というと、視聴後「あ〜怖かった」を連発した。
    私は、比較的戦争映画はよく観る方だし、従軍カメラマン ロバート・キャパのファンでもある。戦争の何が私を惹きつけるのかはわからない。
    そして、決して好きなわけでもない。ただ、観てしまう。

    「むごいから観ない」「気持ち悪いから観ない」観ることが戦争に加担するとでもいいたげな人たちのように、戦争を無視することが出来ない、他人事と思えるほど無関心になれない、というのが、一番近いところかもしれない。

    ロバート・キャパの「崩れ落ちる兵士」の連写は、一度観てから脳裏を離れない。
    あの写真に対して、何の感情もたぶん湧いてない。
    でも、頭から離れない。
    永遠に閉じ込められたあの「瞬間」は一体何なのか。

    この映画も似た感覚を覚えた。
    この映画に対して、戦争反対!とか、アメリカがどうとか、っていう感情は不思議と湧いてこなかった。

    下手に感動を強要する映画でなかったせいもあるだろう。
    ただ、淡々と息をつめて戦闘を見た、という感じだった。
    あれほどの戦闘を経ても、また戦闘へ戻っていく兵士たち。

    彼らも戦場に戻ることに理由はないという。
    「ただ、今となりで戦っている仲間のために戦う」
    あれほどの緊迫に耐えられる精神力もさることながら、その中できわどい判断を下し冷静さを保って戦うということが、人間が出来ること、というのが不思議でならない。

    戦場に赴く大儀などありはしないのか。
    また、射的のように狙撃されるソマリアの民兵たちを見ていると、ココまでする大儀はどこにもないだろう、とも思えてくる。

    戦闘シーンはともかく、アメリカ国内に向けた兵士募集か?と思わされる部分もある。
    おそらくこの辺を井筒監督やまっちゃんが批判しているのだろう。
    プロパガンダと取ろうと思えば取れなくもない。
    ただ、そういう見方をしないことも出来る。

    この映画を観てカッコいいと思う人はいるのだろうか?と私は思うから。
    感動も特にしない。
    私は、井筒監督やまっちゃんの批判は違うと思いますけどね。
    「反米」に固執してみるからそういう偏った見方になるんじゃないでしょうか?

    そもそもアメリカは、自国を「世界の警察」くらいに思っているので(事実、否めない部分もあるが)、過信から他国の戦争に首を突っ込んで失敗を散々重ねている国でもある。ベトナム然り、このソマリアにしてもそうだし、現在のイラクも同様である。

    ホント学習しない国だなぁ〜とは思うが、そこまでやる国が他にないことも忘れてはならない。必要のない掃討も多いが、介入が必要だと思われる場合はある。
    アメリカは何でもかんでも武力介入だから、余計に批判されるが、批判するだけなら誰にでも出来る。止めろよ、と思うのは私だけでしょうか?

    別にアメリカを擁護するつもりはサラサラないが、じゃあ、アメリカに変わって指導力を発揮できる国があるか、とおそらくないだろう、とも思う。
    アメリカの後ろで「そーだ、そーだ」とわーわー騒いでるだけの日本に当然その力はないわけで。

    私は「戦争反対」であることは明記しておく。
    でも、反対というだけで収まりがつく世の中ではないことは十分承知している。
    憲法9条に関しても、シンプルに考えると改正反対。

    でも、立場的にそれが許されるのか、という問題は中学時代から考え続けて、いまだに結論が出ていない。日本が攻撃される可能性が0ではない以上、無視していい問題ではないと思うが、何が最良なのかがわからないのである。

    好んで戦争に行きたい人なんて、ちょっとおかしな人くらいで、誰だって平和が良いに決まっている。でも、強欲な人間はただ平和なだけでは満足をしないから問題が混迷を極めるわけで、愚かだとしかいいようがないのだけれども、それを繰り返してきたのが人類の歴史だったりするわけです。

    あの戦闘で、戦士したソマリアの民兵は1,000人以上、片や、米兵は19人。
    この差を持ってしても、アメリカは目的を達成できず作戦を中止する。
    無駄な掃討であったことは、明らかです。
    クリントンがブッシュほど掃討に固執しなかったことがせめてもの救いですが、1,000人の死者は多すぎる。

    人類はいつまで、こんな戦いを続けるんでしょうかね。
    楽しめはしませんが、よく出来た映画だと思いますよ。
    観て損はありません。

    2007.05.01 Tuesday 22:15

    ブラッド・ダイヤモンド

    こういう映画を観ると自分の「偽善者」ぶりを否応がなく、突きつけられる。
    最低、最悪、あってはいけないこと、と思っても思うだけで何も出来ない。
    所詮は、他人事でしかない自分に気付かされる。

    この映画を観て自分がしているダイヤモンドが非常に重く、また後ろめたいものに感じられた人は非常に多いのではないだろうか。
    かっこよく「ブラッド・ダイヤモンド」なんてタイトルだけれど、一番ピッタリ来るタイトルは「血塗られたダイヤモンド」だろう。

    1990年代、密輸ダイヤモンドが横行し、そのダイヤを売ったお金で産地のアフリカ(この映画の舞台はシエラレオネ共和国)は武器を買い、果てしない内戦が繰り広げられた。
    1991年から約9年にわたって繰り広げられた政府軍とRUF(革命統一戦線)の内戦は記憶に新しい。

    村は破壊され、子供はさらわれ民兵にされる。働ける男たちは鉱山に連れさらわれ、ダイヤモンドの採掘をさせられる。また、単なる殺害だけでない、残虐行為が繰り返され家族は離れ離れに…難民キャンプにいても命の保障はない日々。

    そんな中、ダイヤの密売人と善良な父親が留置所の中で出会う。
    村を襲撃され家族と離れ離れになった父親。彼はダイヤモンドの採掘場に拉致される。
    そこで大粒のピンクダイヤモンドを掘り出し、隠そうとするが、見つかり…。

    あんまり書いてしまうと、うっかり読んでしまった人がガッカリしちゃうので辞めておきますが、離れ離れになった1つの家族を元の形にするために奔走するダイヤの密売人という不思議な役回りが、今回のディカプリオの役どころ。

    まぁ、汚れ役ですわ。私の好きな役回りに戻ったと言うか…戻りかけてるというか。
    私は、タイタニック以前の社会派の汚れ俳優なレオが好きだったんですわ。
    彼の作品で一番好きなのは「バスケットボール・ダイアリーズ」だったりします。
    普通の高校生がヤクにおぼれて転落する全く救いがない話なんですけどね。
    救いのない暗い話に好んで出てたころのレオは非常によかったんですのよ。
    様々な葛藤を表現しようとする表現者としての心意気が好きだったと言うか。

    今回はハッピーエンドといえばそうなんですけど、あの頃のレオを彷彿とさせる役回りで非常に良かった。
    善良じゃない、だけど善良でありたいという願いと心の奥底に良心を隠し持っている。でも生きるために悪に手を染めている複雑な人間を見事に演じていました。

    劇中の教師がいうように「性善説」を忘れたころに思い出させてくれるという存在と言いましょうか。環境の中で悪に染まり、でもそれは生きるためで、人間としての「良心」を忘れていない彼がとても、切なかった。
    何が幸せか、ソレは人によって違うから彼が幸せじゃなかったとは言い切れない。
    非常に深さを感じさせる演技で、アカデミー賞を逃したのが不思議なくらいです。

    このストーリーの流れだとレオに涙が一番集まったのかもしれないけれど、私的には、一番の悲劇はソロモンの息子ディアじゃないかなぁ、、、と思ってしまった。
    現実に未だ大量にいる少年兵。これはアフリカだけじゃない世界的な問題。
    親から引き離され、子供時代をたった数年で奪われ、殺人、麻薬に手を染めさせられ、まだ10代(中にはソレに満たない子も)で大人になることを強要される。

    まだ未熟な幼い少年の心は軋み、昔の自分と幸せだったころの家族を「捨てる」。
    汚れた自分はもう愛してもらえない。。。
    こんなことがまかり通っている国も理解できないし、平然とそれをさせる大人がいるというのも理解できない。

    けれどもコレは、安全な対岸に住む人間だから思うことかもしれない。
    既に連鎖が始まっているから、彼らにとっては「当たり前」のことなのかもしれない。
    少年兵が大人になり、新たな少年兵を創り出す。善悪の問題ではないのかもしれない。
    「そういうところに生まれついたから、そういう風に生きる」

    生まれつきそういう生活をしている彼らに、私たち対岸の人間の論理が簡単に通用するはずがない。彼らの現実を知らない私たちには、彼らを責める資格はない。良い悪いの問題じゃないから。かといって、自国の現状を甘んじて受け入れるしかなく、痛めつけられる人々を黙ってみているわけにはいかないけれど、暴力の連鎖を止めろ!と叫ぶだけでは何も変わらない。

    ジャーナリズムがアメリカを動かし、ダイヤの密輸に規制をかけた、そんなオチだけれど、アメリカの自画自賛と揶揄したくもなるし、違うかもしれないとも思う。
    少なくともダイヤモンドの需要を生んでいるのは先進国であり、諸悪の根源であることは間違いない。もちろん、日本も例外ではない。
    先進国の人間の虚栄心を満たすために人の命が失われているなんて事は、殆どの人々は考えたこともないだろう。

    それに歯止めをかけるために動いたのは、日本ではなく買い手側の1つであるアメリカなんだけど、アメリカはいつもやりすぎてから気付いて、取り返しが付かなくなった問題を責任転嫁してみたり、いろんな規制をかけて「アメリカの良心」なんていってみたりする、自作自演の国でもあるわけでw

    意地悪な見方をすれば、この作品自体がその縮図にも見える。
    (そう見えちゃうから、レオはアメリカ人役ではないのかもしれないとさえ思った)
    自らが手を染めている犯罪から1つの家族を守り、罪を告発することで罪滅ぼしをする。
    アメリカのやり方に似てませんか?

    結局、諸悪の根源は資本主義で、途上国は隷属させられてる感じがしているのは私だけかしらね?とはいえ、その資本主義で富を享受し、安全に暮らしている私には批判もしきれない。正直、ダイヤだけの問題ではないですからね。

    もちろん、合法的にダイヤの採掘・加工・販売をしている人たちを批判するものではありません。それも生き死にの問題、生活がかかった問題ですから。
    私が否定したいのは、過剰な消費です。ネコも杓子も「宝石と言えばダイヤ」みたいな。

    非常に考えさせられる作品でした。
    私にとっての救いは、我が家にはダイヤモンドがないことくらいかも。
    もしかしたら、コレは違法なダイヤかも…なんていう杞憂がない(笑)

    そして、今の私にできることは、ダイヤモンドを買わないことしかない。
    欲しくないんだから、必要ないってだけの話だけれど、コレが基本だと思います。
    「ダイヤを買ってもらったって自慢したい」「あの人のダイヤより大きいのが欲しい」ってだけなら彼氏・旦那にねだるのは止めましょう、って話です。自分で買うのも然りですよ。

    そもそも、気持ちはお金になんか換算できなくて、当然宝石の値段でなんか換算できない。指輪で言えば、恋人からもらう指輪は「印」として喜んで受けるもので、私にとって重要なのは「彼からもらう」この事実だけです。

    非常にアメリカ的、ハリウッド的な映画といってしまえばそれまでなんですけれど(ちゃーんとロマンスもありますよ)、この映画を観て、ダイヤについて考える人が増えたとしたら、この映画は立派に社会貢献したことになるでしょう。

    虚栄心だけで人は殺せる。直接手を下すことだけが問題ではない。

    この映画を観た方は絶対には忘れないで欲しい問題だし(私も含めて)、多くの人に観てもらいたい作品です。
    超オススメです!

    公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/


    余談ですが…ジェニファー姫が硬派な、はねっ返りジャーナリストの役をするようになるとは…女優としての生き残りをかけた方向転換ですかね。ちょっと驚きました。

    2007.05.01 Tuesday 21:13

    パフューム −ある人殺しの物語-

    本日、映画の日。
    以前、書評で書いたこの作品、殆ど上映が終了している中、渋谷の単館系の映画館で観て来ました。

    ん〜順番から言うと、映画を観てから、書籍の方がいいかもしれませんね。
    本を読んでから、映画を観ると物足りなく感じてしまうかも。

    グルヌイユの生い立ち部分はナレーションとともに、はしょった感が非常にあり、
    殺人部分に重点が置かれていて、グルヌイユの心の中があまり伝わってきません。グルヌイユの虚無感や匂いを保存する方法を手に入れた時の万能感が、殆ど伝わってこなかったのが残念。

    映画だけ観ていると、フェティシズム、異常者くらいにしか捕らえられないか、
    逆に不幸な生い立ちのせいで、才能を悪い方に開花させたかわいそうな人、
    になってしまう恐れがあります。

    映画化にあたり「匂い」をどのように表現するのかが課題、のようなことが言われていましたが、正直私には不十分に映りましたね。
    匂いのような目に見えないものを表現するのは、映像、つまり視覚ではなく文字のような、その人の「感覚」により近いところで、個々人に追体験させる方が向いているということのような気がします。

    また、時間の制約がある中であの物語を表現するのも難しさの1つかもしれませんね。

    正直、映画は具体的な表現、目に見えるもの「視覚」を利用した表現方法であるからには、パフュームのような「感覚的」な作品は向かないような気がしました。

    つまり、この作品は原作を読んでから映画を観てしまうと、「同一の作品」と錯覚してしまうので、1本の映画としては、純粋に楽しめません。
    表現する人間が変われば原作があっても、それは別物ですから。

    私は比較的、別物として観られる方なんですが、この作品に関しては原作があまりに特異過ぎて、切り離して考えるのは無理でした。。。
    純粋な1本の映画として観たら、この映画はなかなか良いものだと思いますよ。

    ただ、、、CMでガンガン宣伝していましたが、一般ウケする作品だとは思えなかったんですけど。娯楽大作でもないし、刺激的な要素もそれほど強くない。また、主人公はグルヌイユですから、いわゆる善人は誰も救われない。題材の特異性で興味を持つ人はいると思いますが、やはりマニア向け、単館系の映画だと思いますけどね。

    好みは分かれると思います。

    公式HPhttp://perfume.gyao.jp/

    2006.10.23 Monday 01:05

    ブラック・ダリア

    実話を元にした映画、ということで私も当初かなり気になっていて、実際の事件について調べました。かなり、凄惨な事件。
    既に被疑者死亡で解決しているとも言われてますが、真相は謎。
    なので、切り裂きジャックよろしくで、本国アメリカでは未だに関心が高い事件のようです。

    ヒト調べして、私は満足したのかこの映画に関しては、興味が薄れていたのですが、母親がどうしても観たい、というので付き合いました。

    結論から言うと…つまらん。

    この作品は、事件そのものに迫ると言うよりは、傍流のストーリーがメイン。
    捜査に関わった2人の警官と1人の女性の物語といってもいいくらいかも。
    事件の真相というには、ちょっと無理がある気がしました。

    本当は解決していて、でも犯人の名が出ていないというのならば、この映画にあるように有名人が関わっているから、というのはありだと思う。だから、ここまではいい。
    けれども、この映画の殺人の動機だと、正直浅いと思うし、あれだけ陰惨を極めた殺し方をした理由がわからない。

    口を裂いた理由にはなるけれど、胴体を半分にして内蔵と血液を取り出した理由にはならない。また、この映画では、いくつかの事実を出していない。
    ネットを調べれば、その辺はわかるのでわざわざ書かないけれど(相当グロイので…実物の写真が見れるものもあったりw)、この映画はフィクションでしかないと思います。

    で、まぁ、フィクションとして捉えても、面白くないなぁ…。
    久々の外れを引いた感じです。

    「オーシャンズ11」を思い出しました。
    広告宣伝の失敗。
    広告で得られる期待と明らかに違う論点の作品のために、評価が下がるパターン。
    それもこれも、ハリウッド一流の広告宣伝法で、動員数を上げるためにセンセーショナルに打ち出しただけなんでしょうけど。

    「オーシャンズ11」は私は好きな作品ですけど、コレはいただけない。
    オススメできません。

    ▼公式HP
    http://www.black-dahlia.jp/

    2006.09.18 Monday 01:36

    魅せられて

    魅せられて
    魅せられて

    せっかくの休み。たまには映画を観よう!と思い立って、観たのがコレ。
    この作品は公開当初から非常に気になっていた作品。
    たまたま、Gyaoで公開してたので食いつきました(笑)

    1996年ってそんなに前の作品だっけ?と時の流れの早さに驚いてみたり。
    ロード・オブ・ザ・リングでの好演も記憶に新しいリヴ・タイラーが、19歳の役だから…まぁ、そのくらい経ってるか、と変なところで納得。
    彼女は今、29歳くらいだものね。10年前だから、ちょうどだ(笑)

    ラストエンペラーでも圧倒的な映像美を見せ付けた、ベルナルド・ベルトルッチ監督だけあって、イタリア・トスカーナの美しい景色とともに19歳の恋と父親探しの旅を情緒豊かに、美しく描いています。

    ん〜正直、ラブストーリーとしての結末は、ありきたりというか、ちょっと不満が残る。
    けれども、そこに至るまでの主人公・ルーシーを取り巻く人々の人物描写は凄く良い。
    正直、別にラブストーリーは要らなかったんじゃん?と思うくらい。
    ま、それはハリウッド的というところか。興行成績に結びつけるための、方策でしかない。

    とにかく、映像と個性的な登場人物たちは、すばらしいです。
    情緒豊かな美しい作品とでもいいましょうかね。

    恋愛ものとして見るのはあまりお勧めできませんが、作品全体に流れる空気がすばらしい。

    お勧めです。


    2006.01.02 Monday 22:18

    Mr.&Mrs.スミス

    また久しぶりになってしまった映画ネタ。
    毎年、年始の2日目は映画に行ってる気がします。
    だってなんか、家にいると腐ってしまいそうで(笑)

    今年は、アレだけ宣伝やってれば、映画情報を観てなくても知ってるよねー、と言いたくなるような映画をうっかり観てきました。

    一言で言ってしまえば、壮大な夫婦喧嘩映画(爆)
    中身なんてありはしないけれど、単純に楽しめる映画でした。
    面白かったですよ。

    運命的な出会いをした男女。出会って間もなく恋に落ち、結婚する。
    そして、5〜6年…倦怠期に突入。カウンセリングにかかりながら、
    関係を修復しようとしているところに、思わぬ事件が起こる。
    実は、Mr.スミスもMrs.スミスも同業者、つまり殺し屋。
    それにお互いが気づいたことから、事態はとんでもない方向へ…。

    いやはや・・・中身なんかない、って言いましたけど私的には結構ツボな映画だったりしちゃいまして…観ながらDVD買おうかなぁ。。。なんて考えてました。ブラッド・ピットがかっこいいのは言わずもがな、なんですけども、アンジェリーナがあまりにもかっこよくて(笑)

    ブラッド・ピットの尻に敷かれっぷりも可愛らしくてなんかよかったです。

    甘いような甘くないようなラブストーリー。
    意外とスカッとします。

    何も考えないで楽しみたい時にオススメです。
    倦怠期の夫婦にもいいかもね。お互い、言いたいことはためてないで吐いちゃいましょ♪っていう映画です。

    ↓↓↓Mr.&Mrs.スミス公式サイト↓↓↓

    http://www.mr-and-mrs-smith.com/index.html

    2005.09.25 Sunday 22:47

    シンデレラマン

    超久しぶりの映画ネタ。

    本年度アカデミー賞最有力と言われている、今話題の映画「シンデレラマン」を観て来ました。

    別にこの映画が観たくて行ったわけではなく、余裕ない自分の日常をいかがなものかと思いまして…久々に映画でも観にいってみようかと。
    で、たまたま、最寄の映画館で私が観られそうな映画、観ても良いと思った映画がコレしかなかった、とも言います(笑)

    CMでハナちゃんやら勘三郎さんやらが、べた褒めしている映画。
    おすぎならともかく(おすぎの映画評は結構当てになると思っている)、ホントかいな?と半信半疑のまま観ました。

    が、結論として、この映画は超オモシロイ!
    感動…とはちょっと違うのかもしれないけど、勇気付けられる映画であることは確か。
    なんといっても、実話ですからね。
    昨日に引き続き、人間やってやれないことはない、を地でいく映画です(笑)

    白熱のボクシングシーンは、映画の中の観客たちと一緒になって興奮します。間違えなく、家で見ていたら大声を出して応援していたことでしょう。
    感情移入をせざるを得ない、巧妙な作りになっています。

    私は、ラッセル・クロウという俳優は、正直あんまり好きじゃない。
    でも、結構彼の映画は観ていて、これを観てしまったら彼が演技の天才であることを認めざるを得なくなりました。

    シーンによって、物凄く老け込んで見えたり、はたまた戦っている最中は、物凄く若く生き生きして見える。そこまで、演技で表現できる俳優はそうそういないでしょう。

    奥さん役のレネー・ゼルウィガーも然り。
    生活苦で老け込んだ様があまりにもリアル。
    家族を支える“強い”お母さんの演技が絶品です。

    文字通りのハングリー精神で、エンターテイメントとしてのボクシングのあるべき姿、つまり、超人的な精神力で勝ち抜くボクサーの魂が、エンターテイメントとして人々を興奮させる様を見事に映像化しています。
    正真正銘の命がけですからね。

    私がボクシングを見なくなった理由をココで書きたてても仕方ないですからこれ以上は書きませんけど(汗

    この映画、すばらしい出来だと思います。
    エキサイティング且つ心に残る映画です。

    うーむ、どうやら私が、潜在的に自分に足りないと思っていることはどうやらこの辺りのようですね。
    情報といったら語弊があるかもしれませんが、答えを求めていると自ずとヒントが向こうからやってくる。

    その証拠に、この映画を観た後、自分の今の閉塞感を打破できそうなアイディアがいくつか浮かびました。不思議なものです。

    是非、ご覧ください。
    超、超オススメです!

    2005.05.04 Wednesday 19:40

    コンスタンティン

    時間があったらしたいこと。
    それは、「映画を映画館で観ること」。
    昔は、早朝から出かけて夜遅くまで映画を観る、日に6本観るなんて普通にしてた。
    それが、年とともになかなか出来なくなって、年に数回レベルまでに落ちてしまってます。年を経るとなぜか雑用が増えて映画にまで時間が回らない。
    体力の問題かもしれないけど。(汗

    GW後半は、予定もなくのんびりと過しています。
    なので、行って来ました。
    観たい映画は何本かあって、本当は「Shall we dance?」を観るつもりだったんですが、チケットを買う時に心変わり。
    コンスタンティン」を観てきました。

    この映画、「禁煙啓蒙映画」でもあります。
    まぁ、観終わった後、ちゃんと一服してきましたが。(←まったく啓蒙されてない人)

    特別な能力を持つ、ジョン・コンスタンティン。
    天国と地獄のバランスを保つために戦う日々。
    彼自身は、本来は地獄の住人である。

    そして、妹の自殺に疑問を持つ女性と出会う。
    それは、コンスタンティンの運命を変える闘いの始まりだった―。

    映像もかなり凝っていて、見ごたえがありました。

    ヘビースモーカーのコンスタンティンは、肺がんに犯されていて余命は1年と宣告されている。話の筋からして、「タバコを吸うことは自殺行為」とも言いたいようです。

    私的には、マトリックスとディアボロスを混ぜたような映画を想像してたんですが、意外とそうでもなかった。
    ディアボロスより面白いし、マトリックスよりわかりやすい(笑)
    ちょっぴりベン・アフレック/マッド・デイモンの「ドグマ」っぽさもあり。

    無宗教の人間が多い日本では、娯楽映画として楽しめるんじゃないでしょうか。
    キリスト教徒には、もう少し考え深い話になるとは思いますが。

    しかし…無宗教の不順な私。
    キアヌ・リーブスにハァハァしてました(爆)
    大好きなんですよ…年をとるごとに男っぷりを上げるキアヌはやっぱりイイ!
    色気たっぷりでたまりませんでしたわ♪

    なんでしょうね、キアヌはディアボロスといい、この手の映画が多いのはなぜかしら。やはり東洋の血を引くオリエンタルな風貌が、謎めいていてこういう映画にしっくり来るってことなんでしょうかね?アメリカ人のステレオタイプな考え方の典型なのかもしれませんね。

    CG+天使と悪魔っていう設定って非常に胡散臭いし、映像にばっかり凝ってくだらない映画になりがちなんですが、この映画は面白かった。

    おススメです。

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